体脂肪計のものづくり

From:造形工作師:キッシー


さて夏も近づき薄着になるころに気になるのが体形や体重。

今まではある程度服で誤魔化せていたのに、夏時期の薄着になるととたんに隠し切れなく気になるのが体形ではないでしょうか。


そんな時にふと体重計に乗って現実を見ることってあるのではないでしょうか。


最近では体重ばかりではなく、体脂肪や基礎代謝量、筋肉量まで測れる「体脂肪計」が主流になってきましたよね。


でも、レントゲンでもないのにどうやって計測してるの?


今回はそんな身体の本当の姿(笑)をスキャンしてくれる「体脂肪計」を解説します。




:微弱電流を体内に流して脂肪量をチェックする



通常では体脂肪などの体内データを測定しようとすると、CTスキャナやMRIなどの大掛かりな装置が必要でしたが、それを家庭で誰でも簡単に測れるようにしたのが体脂肪計。


水分の多い人体はもともと電流が流れやすいのだが、脂肪が蓄積されていると流れが遅くなってしまう。


そこで体脂肪計の電極に触れることで体に微弱電流を流し、その電流が到達する時間をもとに体脂肪を測ることができる。


ただし人の体一つ一つ異なるように、年齢や体質などの条件によって体脂肪率は変化する。

そのため体脂肪計にはあらかじめサンプル調査で得た膨大なデータと計算式が記憶されている。


このデータと測定値を内蔵されたコンピュータが処理して体脂肪率をはじき出している。


なお、電極から流れる電流は肩こりの治療などに使われる低周波治療器の1000分の1程度の微弱なもので、体に害を及ぼすほどのものではない。



:そもそも体脂肪率とは?



体脂肪率とは、体重1kgあたりに何kgの脂肪がついているのかを百分率で表したものだ。


代表的な体脂肪としては、体内に含まれる脂のことで、皮膚の下にある「皮下脂肪」、内臓のまわりに蓄積される「内臓脂肪」、血液中の「中性脂肪」や「コレステロール」などがあげられる。


体脂肪は、脂っこい食事をしたり、不規則な生活を続けていると、体内に蓄積されやすくなる。日常の運動不足も体脂肪を増やす大きな要因となっている。



体脂肪計は、文字通りに体内に占める脂肪の割合(体脂肪率)を測定する道具だ。家庭向けの体脂肪計では、微弱な電流を体に流して体内の水分量の測定から体脂肪率を測定する「インピーダンス法」と呼ばれる測定法が用いられる。


人間は複雑な構造をしているので、体内の電流の流れは一様ではない。よって、体脂肪計で計測した脂肪率は、必ずしも正しい数値であるとは限らない。とくに水分率や骨密度が標準的な人と大きく異なると、体脂肪計で測定した脂肪率と、本当の脂肪率との差が大きくってしまうのだ。


具体的な例をあげると、人間は子供の頃のほうが水分率が高いので、成長期の児童は体脂肪計での測定には向かない。さらに高年齢者や閉経以降の女性、妊婦、人工透析患者、スポーツ選手、むくみ症の人、骨粗鬆症の人、発熱中の人、激しい運動をした直後の人、極度の脱水症状の人などは、体脂肪計で正しく測定できないとされている。




よく知られているように朝起きた直後は水分が一様に分布しているが、夕方になると、水分は足のほうに移動している。そのために初期の体脂肪計は、朝に測定した数値は実際よりもやや高め、逆に夕方はやや低めの数値を出したということもあったようだ。



体脂肪率の進化は目覚ましく、最近では体重や体脂肪率だけでなく、筋肉量や骨量なども測定できる多機能な計測器「体組成計」も登場しはじめている。体重計の歴史に比べると登場間もない体組成計だが、昨今の健康ブームと相まって個人の健康状態を手軽にチェックできるモノとして注目を集めつつあるようだ。


:まとめ


夏だからと言ってガバガバビールや甘い飲み物を飲んでいると、体脂肪計の電流が強く流れますよ(笑)

微電流ならぬ「美」電流が流れるような生活をしてみてはいかがでしょうか。

アースリートデザイン

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