花火のものづくり

From :造形工作師:キッシー


夏の風物詩といえば花火。

大きい花火から小さい線香花火まで多種多様に楽しむことができ、いろんな種類がありますよね。


豪快な音とともに夏の夜空に咲く大輪。なかでも日本の花火の美しさは世界一ですよね。ではそんな打ち上げ花火はどうやってつくっているのでしょうか。


今回はそんな花火のものづくりを探ってみたいと思います。



:花火の製作工程


簡単に工程を説明すると


①薬品の配合

②星つくり

③割火薬つくり

④玉皮つくり

⑤組み立て

⑥玉貼り

⑦乾燥

⑧完成


という流れになる。


打ち上げ花火の場合は地上に設置した鉄に筒から夜空に向かって打ち上げられます。打ち上げるときに入れる玉の形は球形である。大きなものでは直径で1メートルにもなる。

玉の中にはおもに2種類の火薬が入っており一つは玉を上空で爆発させ火のかたまりを四方に飛び散らす「割薬」、もう一つが爆発と同時に美しい色や光を放ちながら飛び散る「星」。そしてもう一つが玉を開くための導火線である「親導」(おやみち)も大切な役割を果たしている。


まず美しい色を放つ「星」からつくります。「星」の一つが花火の花びら(火花)一枚となります。「星」は薬品の米ノリと混ぜ合わせ丸い形に丸めた後に乾燥させ、色の原料である彩光材を塗り重ねます。

また星の材料や配合によって色や形が変化します。


※いろいろな薬品と金属の粉が使われ、その種類が多いほどバラエティーに富んだ花火になる。

次にそれらの材料を詰め込む作業で、まずはじめに半円状の玉皮の一番外側の部分にを敷き詰めます。

は空中で美しい色に輝く花火のもとになり、菜種(ナタネ)の粒や砂粒を芯にして水ノリをつけて火薬をまぶします。

乾燥させたところで水ノリをつけて火薬をまぶす作業をくりかえし、星をだんだん大きくしていく。

※花火の大きさは号数で決められており、3号は直径が8.5cmで重さが0.2kg、5号は14.2cm、1.1kg、7号は20.5cm、3.2kgとなる。30号玉なんかになると直径86cm、重さ250kg!にもなり花火の直径は500m!にもなります。

玉皮は2つの半球からなり、その片方に導火線を取り付け、打ち上げる時に使われる発射薬が爆発した瞬間、この導火線に引火して、玉が上空に登りきったところで割り薬に引火します。

上空での花火の形は詰め方によって変わってきます。きれいな形の花火にするためには均等にズレないように詰めなければいけません。星を敷き終わったら和紙を敷き割薬を注ぎます。

半円の玉皮2つを詰め終わったら2つを合わせて紙を上からぐるぐると巻き、乾燥させると「打ち上げ花火」のできあがり。


こうやって花火のしくみのことを知ると、これから行く花火大会もより一層楽しくなることまちがいなしですね!


アースリートデザイン

造形工作師/キッシーの造形デザイン&工作教室

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