梅干しの熱中症予防とものづくり

From:造形工作師:キッシー


うだるような猛暑が続く2018年。

あっちでも「熱中症対策」、こっちでも「熱中症対策」。

不思議にもこうも暑さが続くとどこか慣れた気分になり当たり前のような錯覚にもなってくるのではないでしょうか。

でもその慣れが落とし穴となって熱中症になってしまっては元も子もない。


大事なのは慣れではなく、「対策」である。

こちらでもついつい言ってしまいますよね。


ただ実際に何をどのようにして何を対策すればいいのかはたくさんありますよね。

そんな中でも最も身近で熱中症に効果のある食べものは、


「梅干し」


なんですね。


梅干しは熱中症で失われやすい塩分やミネラルを、最も効率よく摂取できる食べ物で、日本人にとって最も身近な漬物のひとつ。梅に元々含まれている豊富なミネラルと、漬ける時に使う塩が合わさり、熱中症対策に万全の食べものとなっている。


 また、梅干しにはクエン酸(すっぱいのはクエン酸のせいですよ)が多く含まれており、疲労の原因となる乳酸の発生を抑え、疲労回復の効果がある。

熱中症だけでなく、夏バテにも効くので、夏は普段から摂取しておきたい。 


そしてお茶などの水分と一緒に摂取するとさらに効果バツグンです。

ペットボトル500mlのお茶を飲むと理想的な塩分は約1gとなり、ペットボトルのお茶1本に対して、梅干1個を食べるくらいが丁度いい。

さらに梅干に含まれるクエン酸、ポリフェノール、ミネラルなどの有効成分も補われ、熱中対策には一石二鳥である。


疲労回復のためには乳酸を分解すればいいのですが、このときに活躍するのが梅干しにあるクエン酸です。そしてこのクエン酸をたっぷり含んでいるのが梅の実です。さらに梅干にすることで、クエン酸の量も増える

梅の実を食べることで疲労回復に効果があるぱかりでなく、疲れにくく健康な体を作ってくれる。



ではどうやって梅から、梅干しをつくっているのかを探ってみたいと思う。

:つくる工程


①6月下旬~8月中旬に黄色く熟した梅をよく洗う

②1粒ずつ水気をとる

③ヘタをきれいにとる

④焼酎をふりかける

⑤かめに梅と塩を交互に敷き詰めていく

⑥蓋をして冷暗所で保存する

⑥土用の日(7月20日~8月7日ごろ)の晴れた日にざるに広げて太陽に干す



収穫された梅が出回る6月上旬から8月上旬にかけてが梅干しつくりの季節。

収穫した梅の実を傷をつけないようによく洗い、竹串などでへたを取りのぞく。

傷んだ梅やへたを損ねた梅はカビの原因になるので要注意である。


漬け込み開始に使う塩は、フライパンでキツネ色になるまで炒ってさましておきます。

次にきれいなふきんで水分をふき取った梅に焼酎をまぶし、梅と塩を交互にかめなどの容器に入れる。


梅を平らにして落としぶた、さらに重しをのせ、これに乾燥を防ぐためにビニールや紙などをかぶせ1ヶ月ほど冷暗所で保存する。

※梅に赤い色がついているのは赤ジソで、菌を防ぎつつ長持ちさせる効果があるためである。



よく漬かった梅を太陽の陽にあてて干し、昔から

「三日三晩の土用干し」

と言われ、土用(7月20日~8月7日ころ)の晴れた日に雨にさらさぬよう十分注意して梅を干し、平らなざるなどに一粒一粒離して広げ、よく太陽に当たるように干すことが大事である。いい日光をたくさん浴びることで殺菌効果が高まる。


こうやって手間ひまかけた梅干しはよく消毒した密閉容器に入れるとより長期的なほぞんができるのである。

※なんと、現存する最古の梅干しは奈良県の中家にある梅干しで、1576年の安土桃山時代に漬けられたものと言われています。なんと439年前の梅干しがまだ存在しているなんて驚きです。



:まとめ

大自然の太陽のエネルギーをたっぷり取り込んだ梅干しはやっぱり最強の食べものではないでしょうか。そんな大自然の英気を取り込んで暑いあつい夏を乗り切ってみてはいかがでしょうか。





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