夏休みの自由研究で昆虫標本をつくる

From :造形工作師:キッシー



「宿題しなさい!」


夏休みともなるとついつい後回しになるのが宿題でもある「自由研究」。

そんな自由研究には「自分のやり方で何かをつくり出す」という学びの本質があります。


それは、それまでに学んだことや興味のある分野を深めて自分なりに発展していけるチカラがついてくるからなんですね。それまではなんとなく気になっていたものも好奇心を持って自分自身で考え確かめてみると、きっと思いがけない発見や楽しさ、驚きや感動をえられるはずです。

その学びや体験は自分の感性ココロの成長におおいに貢献することでしょう。


夏休みだけでなく、いつでもその学びの姿勢は身につけてほしいものですよね。

また子供だけでなく大人になってからでもいくらでも自由な研究はしていってほしいものです。




さて、自由研究の定番(?)でもある標本づくり。

その中でも今回は「昆虫標本」のつくり方を探ってみたいと思います。

※「虫嫌い」だったらすみません。というか標本づくりではそんなことは言ってられませんよ。むしろ虫に対して感謝の気持ちもわいてきます。

【用意するもの】


①注射器

②展翅(てんし)テープ

③展翅(てんし)板

④柄つき針

⑤縫い針

⑥ピンセット

⑦脱脂綿

⑧展足板

⑨ラベル

⑩平均台

⑪まち針

⑫昆虫針

⑬台紙



【つくる順番】


①昆虫を洗う

短い生涯ですがしっかり生きた証である体ですから、生きている間についたオガやゴミをきれいに水で洗い流してあげ、歯ブラシなどで汚れを取り除きます。 

※流水は避け、水またはぬるま湯をはった洗面器で洗ってください

※洗面器にぬるま湯をはって軟化させる。

※けっして熱湯を使ってはいけません(昆虫さんがびっくりして生き返ります(笑))


②形を整える

※腹部には水が溜まっていることが多い(このあたりもよく観察しましょう)のでティッシュを敷いて十分な水切りをする。

※つめや附節は開く。

(カッコイイ形にするにはどうすればいいのか考えながら作りましょう。)


③展足(てんそく)をつける(昆虫針)

※左右対称になるように虫ピンを刺して固定する。全体のバランスを見ながら角度など調整する(ここでもカッコいい形にするにはどうすればいいか考えながらね)。


④乾燥させる

※気温や湿度にもよりますが、完全に乾燥するまでには1~2ヶ月が目安。
(夏休み「40日ほど」なら間に合うかな??)

※ナフタリンなどの防虫剤を入れてそのまま1ヶ月以上乾燥させるとなおいい。


⑤標本箱にいれる

※仕上げた昆虫は動かないようにピンを刺し標本箱に入れる(カッコよく!ね)


⑥標本ラベルに記入する

※昆虫の種類や採集日・採集場所などを記入したラベルをつける。

(本体だけでなくここもカッコよく記入することが大事)

※きれいな字、きれいなはり方、きれいな配置、ね。

(せっかくの最後のつめで台無しになってしまわないようにねww)

博物館、美術館でラベルがゆがんでたり字がきたなかったらガッガリでしょ?


⑦完成!



【まとめ】

昆虫さんも短い生涯を全うして生き抜いたはずです。

そんな昆虫の生涯を想像して探検しながらカッコよくつくるのもいいかもしれませんね。


アースリートデザイン

造形工作師/キッシーの造形デザイン&工作教室

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