芸術の秋で絵を描いて自然を感じる

From:造形工作師:キッシー



ようやく暑さも落ち着き、日中も過ごしやすくなってきましたね。

暑さを避けて遅れて鳴き始めるミンミンゼミや、鈴虫などの虫の音が聴こえてきたり。

少しずつ秋らしくなってきたように感じます。


そこで秋といえば、食欲の秋、スポーツの秋、そしてやはり秋といえば、


芸術の秋


普段あまり芸術に触れる機会がないという皆さんも、ぜひこれを機に芸術に触れて体験して芸術の秋を堪能してみませんか?

そして芸術といえば、



でもいきなりを描こうといっても、なかなか下手くそイメージがあって描けないですよね。そして、そもそも絵は何を使って描いているのか?

色自体はいろんな色があってその色を出すためにはどのようにして絵具を作るのか?


その絵具自体は「自然物」をつかって作っていることが多く非常に奥が深いものとなるんですね。


今回は絵を描くための絵具の種類について探ってみます。ぜひこの機会にいろんな絵具を知って絵を描いて芸術の秋を楽しんでみましょう。



人類が初めて絵を描いたといわれる、ラスコーの洞窟絵



:絵具の種類

(※ここでは一般的に流通している絵具を紹介します)

ざっくりいうと、

油絵具、水彩絵具、岩絵の具、アクリル絵の具、

がある。



ではまず日本代表として、日本画絵具の

「岩絵の具」(いわえのぐ)


日本画の絵具は石(鉱物)を砕いて作ります。

天然の鉱物を砕いて粉にした天然岩絵具は、艶のない深みのある色が美しく、古代から壁画や絵画などに利用されている画材。

:本来は天然石からつくられた岩絵具を顔料としていましたが、現在ではほとんど人工顔料を用いています。この顔料に、二カワを混ぜて使います。


たとえば、代表的な色で、青、赤、白、となると、


:青

「群青」と呼ばれる青い部分は「藍銅鉱(らんどうこう)」という鉱物を使っています。

日本でも古くから使われ、尾形光琳(おがたこうりん)が描いた国宝「燕子花図(かきつばた ず)」では燕子花の花の色にも使われいる。


:赤

「辰砂」と呼ばれる赤は、その名のとおり「辰砂(しんしゃ)」という鉱物が使われています。鮮やかな赤を表現しますが、毒性を持つため取扱いには注意が必要です。


:白

「方解末」と呼ばれる白を表現するには「大理石(だいりせき)」が主に使われています。




次に美術の授業でも目にした


油絵の具


油絵具は、顔料に植物油(リンシードオイル、ポピーオイルなど)を混ぜたもの。他の絵具に比べてツヤがあり、長時間そのツヤを保てるという特徴がある。乾燥時間が長く、その過程で変色する色もあるようですが、目的に合わせた画用液を使うことによって、乾燥速度を早めたり、色彩の透明感を増したり、美しいツヤを出したりすることができます。


有名な「モナリザ」や東京渋谷駅の岡本太郎の絵「明日への神話」は油絵に分類される。




そして小学校の授業でも使ったことがある


水彩絵具


水彩絵具には、透明水彩と不透明水彩があり、どちらも顔料にアラビアゴムを混ぜたもの。透明水彩はその名の通り、透明度が高く、下地や下塗りが透けて見えるのが特徴です。薄塗りが原則で、重ね塗りも楽しめますが、重ねすぎると下塗りの色が溶けて混ざってしまう。


不透明水彩絵の具として、


ガッシュ

厚塗りが原則で、下に塗った色を隠す力が大きく、こくのある色合いが特徴です。薄塗リするとムラになりやすい。


ポスターカラー

顔料に混ぜるアラビアゴムの割合が低いため、他の水彩絵具に比べてムラになりにくく、純度が高く混色が簡単にできるという特徴がある。




そして、水彩絵の具と油絵具のいいとこどりした感じの


アクリル絵の具


アクリル絵具は、顔料にアクリル樹脂を混ぜた絵具です。油絵具のような持ち味がありますが、乾燥が早く、変色もありません。乾燥後は完全な耐水性を備えるため、重ね塗りも可能。水彩絵具のようにのびもよく、紙以外の材質(皮、木、布など)に描くこともできます。また水性ですから、水加減ひとつで淡彩画や水彩画のようにも描け、水を使わなければ、ガッシュやポスターカラーで描いたような画面効果も得られる。




まとめ


絵を描くということは、対象物を「見る・観る・視る」ことの本質にせまることができます。モノの本質がみえることで感性が磨かれることができます。

人類も絵を描くことで「人間」として認識できたのかもしれませんね。

この芸術の秋に絵を描いて創造力を膨らませてみてはいかがでしょうか。

アースリートデザイン

造形工作師/キッシーの造形デザイン&工作教室

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