秋の散策にパブリックアート

From:造形工作師:キッシー



秋も深まり木々の紅葉が美しい季節になってきましたね。

そんな季節にもなり気分転換に街歩きしよう、なんてことを思いますよね。


そこで、そんな街を散策していて感じること、


「なんでこんなところにLOVE??意味が分からないデッカイ置物あるんだ?」

または、

「なんで裸なんだ(裸婦像)」


なんて思ったことは1度や2度あるはず。



パブリックアートという言葉をご存知ですか?

パブリックアートとは、日本語に直訳すれば、「公共の芸術」という意味になる


つまり、公共空間に設置された芸術作品のことを指して「パブリックアート」と呼ぶ。

つまりは公共スペースに設置されている芸術作品のこと。

それらを総じて、パブリックアート(公共の作品)と呼ぶ。


日本中にも多くのパブリックアートがありますよね。

たとえば、


・とんでもなく大きなクモ(六本木ヒルズ)作者:ルイーズ・ブルジョワ

・とんでもなく大きな絵画(渋谷駅)作者:岡本太郎「明日への神話」

・意味の分からない言葉の置物(新宿)作者:ロバート・インディアナ

・渋谷駅の忠犬ハチ公も??

などなど。


これらの造形物の発端は定かではないが,駅前広場や公園,公共建築物の敷地内,また史跡の中に記念碑やモニュメントとして設置されてきたものが多いですよね。



そこで、

そもそも日本におけるパブリックアートの役割は何なのかが気になるところ。


※渋谷駅:岡本太郎「明日への神話」



日本にパブリックアートという概念が持ち込まれたのは1970年代。そのころ文化先進国であったフランスの「彫刻ある街づくり 芸術が都市をひらく」というコンセプトが日本に輸入され、日本にパブリックアートの概念が広がったのです。


日本のパブリックアートは自治体の彫刻設置事業として始まったんですね。



その概要としては、


1)都市開発事業と密接な関係を築き、都市や建築空間と一体となることにより都市の付加価値向上を実現する。


2)彫刻などのアート作品を恒久的に設置する事業から、期間を限定してテンポラリーに作品を展示するプロジェクトへ移行する。


3)作品の制作あるいはイベントの企画・運営を通して地域社会と密接な関係を構築する。


とある。(※自治体彫刻公共事業計画より抜粋)




パブリックアートはもちろん日本だけでなく世界中で存在しており、その国々によって意味合いが変わってくるんですね。


世界のパブリックアートの成り立ちは経済恐慌後の1930年代、スウェーデンやアメリカで苦しい状況にある芸術家やアーティストのために仕事を発注する公共政策として始まりました(※やはり公共事業なんですね(笑))


60年代にはアメリカでも「アートのための%」という名称で、国・地方自治体レベルで法制化が進み、文化政策の有力な制度として定着しました。何パーセントを芸術・文化作品に割くかは国によって異なりますが、いまでは欧米諸国にとどまらず、中国、台湾、韓国でも同様の取り組みが行われています。


パブリックアートには、美しさや楽しさ、特定の意味を付加することなど、都市空間をより価値あるものとしていくという効果があります。また、見る人に喜びを与えたり、生活の中にアートが存在する社会を実現するといった機能もあります。


つまり、

パブリックアートがあることで、街中に華やかさを、人々に潤いを与えることが出来るわけです。


※作者:ルイーズ・ブルジョア(潤い、、あるかな、、。)


※「パブリックアート」「散策」なんて検索するとたくさん出てきますよ。



【まとめ】


その土地土地の暮らしや未来への展望をコンセプトに設置されたパブリックアートを尋ねて、日常風景のひとつとして溶け込んでいるパブリックアートを、もっと身近に感じ、多くの作品が誰もが足を運べる場所にあります。一つの作品を体感体験し触れてみると街と人と空間のつながりが見えてきて愉しいものにしてくれますよ。

アースリートデザイン

造形工作師/キッシーの造形デザイン&工作教室

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